Post記事
「有害ごみ」ってなに?2024年4月1日から新たに作られたごみの分別区分についてレポートします
2024年度から、鳥取市では新しいごみの分別区分「有害ごみ」が作られました。
具体的には、ライター、ガス缶、小型のバッテリーなどのことです。
こうしたごみは、回収車の中で発火してしまう危険が高く、全国で事故が多発したことから、それまでの小型破砕ごみとは分けて別の日に回収されるようになりました。
しかし、有害ごみにってなに?
ライターは小型破砕ごみで出しましたよ?
という方も多く、回収日や回収場所が周知されていないのが現状のようです。
そこで、鳥取市ホームページおよび市役所窓口で回収やごみの出し方を調べてみました。
結果をレポートします。
出し方を間違えたごみが回収されることはありません
「有害ごみ」は2024年4月1日以前、小型破砕として回収されていました。
そのため、2024年12月現在でも小型破砕ごみの回収日・回収場所にごみを出してしまうケースがあるようです。
市報などで情報発信されているようですが、見落とされることが多いのですね。
曜日を間違って出されたごみが回収されることはありません。
必ず、「回収不可」を示すシールが貼られた状態でもとの場所に残されるそうです。
もし、自分の出したごみが回収場所に残されていることが分かったら、以降曜日を間違えないよう地域の回収日をもう一度確認してください。
転入、引っ越しされた方へ・市役所窓口でごみの出し方小冊子がもらえます
新たに鳥取市に転入された家庭や、家を建てて引っ越した家庭には、市報やゴミ出し一覧表がなかなか届かない場合があります。
市役所本庁舎の西入口と東入口すぐの総合受付付近に、「家庭ごみの分別と出し方ガイド」という小冊子が置いてあり、希望すれば無料で受け取ることが可能です。
こちらには鳥取市の最新のごみ出し情報がすべてまとめられています。
有害ごみが新たに分別の区分になったこと、ガス缶、ライター、小型ゲーム機などが対象であることをすぐに確認できます。
もし自宅にこうした情報が掲載されたものが配布されていなければ、市役所窓口で問い合わせてみてください。
ごみ出しは地域の町内会が取りまとめ役です
基本的に、ごみの回収場所の維持や修繕、間違って出されてしまったごみの後始末、回収日が変更された場合の連絡などは、地域の町内会が管理、広報を行っているようです。
そのため、各地区で起こってしまったごみ出しトラブル等を市役所では解決できません。
すべての地区のごみ回収について、把握したり監視することはできないからです。
もし、有害ごみが間違って回収場所に出されており、そのまま残っていたら、町内会の長の方または役員をしているお宅に質問してみてください。
年間回収日は「収集曜日一覧」で確認できます
有害ごみその他のごみが回収される曜日や、年末年始、祝日などの回収についてわからない事があれば、「収集曜日一覧 ごみ収集カレンダー」で確認できます。
「鳥取市 ごみ収集カレンダー」というキーワードで検索すると1位表示されます。(2024年12月現在)
または、鳥取市ホームページから
くらしの情報→くらし・環境→ごみ・リサイクル→家庭ごみ→収集曜日一覧
とたどっていっても同じページにたどりつくようです。
こちらのページには、鳥取市の各地区が50音順の表で示されており、右端の「PDF」と青字で書かれた所をクリックすると、お住いの地域の1年間(2024年4月1日〜2025年3月31日まで)のゴミ回収日を、ひと月ごとにカレンダーで確認することができます。
これがあると、年末年始や祝日のごみ回収も一目で分かり便利です。
とくにお正月にかけてごみの回収が行われるのかどうか不安、というときは市役所ホームページから確認してみてください。
有害ごみでわからないことは地域の町内会に相談
有害ごみの回収について調べた結果をレポートしました。
問題は、鳥取市の一部の地域では高齢者家庭が中心となっているため細かい情報の変化を素早く理解することが難しくなっている、ということです。
その結果、「有害ごみ」というものがあることをそもそも知らない、本来の回収日ではない日に回収ボックスが出てしまっている、というケースが多くなっています。
今回紹介したように、ごみ回収のタイミングは市役所ホームページから1年分の情報を見ることができますので参考にしてください。
ごみ出しは、地域全体で取り組むべき課題です。
みなさんがルールを守っていくことで、美しい環境を守ることにつながり、住みやすい町になっていくと思いますので、意識を高めていきたいですね。